自分はアメリカにいても、管理をしっかりやってくれてます。 賃貸管理だけでなく不動産全般についても、ワンストップでお願いできますよ！

日本に6つの物件を所有していながら、ご自身はロサンゼルスにいらっしゃるＳ様。これだけの物件を所有するようになり、その中で賃貸番頭と出会った経緯をうかがいました。

海外赴任で自宅をリロケーションしたのがスタート

― 現在、賃貸番頭に管理を任せている物件は、いくつになりますか？

 

4つです。

 

― 所有している物件は、それがすべてですか？

 

他に2つあります。全部で6つですね。

 

― それぞれの場所を教えていただけますか？

 

賃貸番頭にお願いしているのは、文京区、大田区池上、代々木、大田区蒲田になります。

後の2つは、中野と鎌倉です。

 

― ご自身は、いまどちらにお住まいですか？

 

私はアメリカのロサンゼルスにおります。

 

― アメリカにいらっしゃるんですね！ では物件の管理は、賃貸番頭などの管理会社に完全に任せている訳ですね。

 

その通りです。自分は物件から遠く離れた所にいますので。

― では、経緯を教えてください。最初に賃貸物件を所有したのはいつで、どのような形だったでしょうか？

 

私は品川区の出身なのですが、結婚を期に文京区の分譲戸建を購入しました。

そうしたら当時勤めていた会社で、ロサンゼルスに転勤の辞令が出まして。文京区の自宅が空き家になってしまうので、では赴任中は賃貸に出しましょうということでリロケーションの会社に入居者募集と管理をお願いしたんです。それが15年くらい前です。

 

― なるほど。それが、所有している物件を賃貸に出した、最初の経験だったのですね。

 

その通りです。その時は賃貸経営というよりは、「空いてるのはもったいない」ぐらいの感じでした。

 

― では、転勤が終わったらまたそこに住む予定だったのですね？

 

そうです。4、5年で帰るはずだったんですけど、アメリカにいる間に勤務先を辞めて現地で職について、居着いてしまって。気がついたら15年も経ってました。（笑）

 

― すごい経緯ですね。では最初は、賃貸経営の知識などはなかったのですね？

 

その通りです。賃貸管理会社というものがあることさえ知りませんでした。リロケーションの会社に任せ切りでした。

 

― けれど、自宅を賃貸に出したことで、「こうして家賃収入が得られるんだ」ということがわかった訳ですね。

 

それもその通りです。「こうやって家賃収入があると、経済的に助けになるんだな」ということを知って、興味を持った訳です。それで、投資用の物件を購入し、回すのもありなんではと思いました。

それに日本ではまだまだ、土地が資産として価値があります。我々の世代では年金などもあまり期待できないでしょうから、そういう意味でも不動産で資産を持っておくことはよい選択と考えました。

手始めに築古のアパートを購入

― なるほど。それで手始めの投資用物件を買ったのですね。それはどの物件でしょうか？

 

中野の物件です。

 

― それは、賃貸番頭の売買部門で購入したのですか？

 

いえ。賃貸番頭さんと知り合うのはずっと後です。この時は他の不動産店から購入しました。ですので賃貸管理も違う会社です。

 

― なるほど。中野の物件を買った理由は？

 

アメリカに来て4年ほど経って、経済的に少し余裕が出てきました。それで手始めとして、キャッシュで買える築古のアパートを購入しました。それがずっと満室でうまく回ってくれたので、だんだん買い足して行ったという経緯です。

 

― その中野の物件は、違う会社さんで賃貸管理をしているということですが、その会社はどうやって探したのですか？

 

ネットで探しまくりました。「賃貸管理」などで検索して、片っ端から連絡し、こういう事情ですが管理をしてもらえますか？と聞いて。

自分はアメリカにいるものですから、「オーナー様が日本にいないと受けられません」とだいぶ断られて。そんな中で、神奈川の相模原市にある賃貸管理会社が「受けられます」と言ってくれて。それでそこにお願いすることになりました。

 

― そういう経緯だったのですね。そして次の物件を買う訳ですね。次はどの物件ですか？

 

中野の物件を買って3年ほどしてから、鎌倉の物件を買いました。それも築古で、キャッシュで買える値段の物でした。

 

― その鎌倉の物件も中野の物件と同じく、相模原市の賃貸管理会社に管理を依頼したのですね？

 

そうです。

― ちょっと整理のために、各物件の部屋数などを教えていただけますか？

 

文京区は自宅の戸建て（賃貸番頭が管理）
中野は4部屋のアパート（他社が管理）
鎌倉は6部屋のアパート（他社が管理）
大田区池上は7部屋のアパート（賃貸番頭が管理）
代々木はオフィスビルで1棟貸し（賃貸番頭が管理）
大田区蒲田は6部屋のアパート（賃貸番頭が管理）

です。

 

― わかりました。このうち、初期に買った中野と鎌倉が、今でも相模原市の賃貸管理会社に任せているのですね。その会社の仕事はどうでしたか？

 

そちらも特に不満はないですね。賃貸管理専門会社なので、色々ノウハウはあるみたいです。中野の物件はかなり築古なので、生活保護の方を対象に募集しましょうとか。

その会社さんに色々教えていただいて、最初の頃の自分の知識も深められたかなと思います。

帰国する予定で、住む家を買おうとしたのが賃貸番頭との縁に

― なるほど。その後、賃貸番頭とご縁ができるのですね？

 

そうです。鎌倉の次に池上を買った時に、ご縁ができました。

 

― どういう経緯で、賃貸番頭と出会いましたか？

 

鎌倉を買った後、日本に戻る話になりまして。文京区の自宅は引き続き賃貸に出していたので、自分たちが住むための物件を買おうとしたんです。

 

それで不動産関係のサイトで色々探していたら、賃貸番頭が「はたらくおうち」というブランドでやっている、賃貸併用住宅の物件を見つけました。

「なるほど、自宅の一部を賃貸に出すのか。それならその物件でも、家賃収入が入るんだな」と思いまして、面白いなと思い、問合せをしました。

それが知り合ったきっかけです。

 

― なるほど。賃貸番頭が「はたらくおうち」というブランドでやっている賃貸併用住宅の問合せをしたのが最初だったんですね。けれど、まだアメリカにいらっしゃるのですね？

 

そうなんです。最初は自分たちも日本で住む前提で賃貸併用住宅の問合せをしたのですが、結局帰国が取りやめになりまして。（苦笑）

 

その時、池上の物件を購入する話を進めていたのですが、そこは完全な更地だったんです。なので、賃貸番頭の達さんに、「賃貸併用住宅に限らず、好きな物を建てられますよ」と言われて。それで、完全に投資用の物件を建てたという訳なんです。

 

― そういう経緯だったんですね。

 

それまでは中古の投資用物件を買ってましたが、ここで初めて「一からやった」訳ですね。土地から買って、投資用物件を新築したので。

 

― そういうことですね。それで、建った後の賃貸管理は、同じ会社がやっている賃貸番頭に任せることにした、という訳ですね。

 

そうです。

購入時の対応がとても良かったので、賃貸管理も賃貸番頭にすることに

― しかし、これまで賃貸管理は相模原市の会社さんに任せていた訳ですから、今度の池上の物件もそちらに頼むということは考えなかったのですか？

 

池上の土地を買って、建物ができるまで、すごく良くしていただきましたので。その会社さんで賃貸管理も面倒見てくれるということでしたら、そちらに頼むのが当たり前の流れでしたね。

 

― なるほど。突っ込んでしまうのですが、相模原市の会社さんに対して、賃貸番頭の仕事は未知数な訳ですが、そこに不安はありませんでしたか？

 

不安はなくはなかったですが信用するしかないですし、何よりも買う時・建てる時に本当に尽力してくれましたので、大丈夫だろうと思いましたね。

 

― なるほど。賃貸管理を任せる以前に、購入の際の対応を見ている訳ですものね。

 

そうです。購入する時に、まずい点は何もありませんでしたから。
購入するにあたっても、私はアメリカにいるのでほとんどオンラインでのやり取りで進めましたが、それでも大丈夫でしたので。

 

― そもそも不動産を買うのにアメリカと日本でオンラインで進めた訳ですから、すごいことですよね。

 

物件を見る時だけは帰国しましたけれど、それ以外は全部オンラインです。担当の達さんが本当によく動いてくれました。写真とか動画とかをたくさん送ってくれて。周りはこういう環境ですと説明してくれて。買った物件に限らず他の物件もです。

 

だから、ほとんど行かないでも買う決定ができました。

 

― すごいですね。

 

直近で買った蒲田も賃貸番頭さんで買ったのですが、池上を買う時にこのように進められて信頼しましたので、蒲田はまだ物件を見てさえいないですよ。（笑）

 

― すごいですね！

 

（賃貸番頭・達）Ｓ様は物件をなかなかご覧になれないので、だいたい私が写真や動画をメールなどでお送りしてご説明していました。最初にメールでやり取りし始めてから実際にお会いするまで、4-5ヶ月ありましたよね？（笑）

 

そうでしたね。（笑）

 

― そうだったのですね。では池上の物件が竣工して、賃貸管理は賃貸番頭に任せることになった際、賃貸番頭のシステムについて説明はありましたか？

 

ありましたけど、正直細かいことは忘れてしまいました。（苦笑）

 

― オーナー様にとっては、満室にしてくれて、管理をきちっとしてくれればよい訳ですものね。

 

その通りです。きっちりと説明する機会を作ってくれたことは良かったですよ。資料を前にして、こういう時が起きたらこうするといった説明はきちんとしていただきました。

 

でもやっぱり、購入の時に人間関係ができたことが一番大きかったかな。「あっちの会社が管理手数料が安い」とか、そういった理由で依頼先をふらふら変えるようなことは、自分はしたくないので。「この会社は信頼できる」と思ったら、とことん深く付き合って行く方がよいと思う。自分はそういう信念でやってきましたので。

 

そうすることでお互いやりやすくなるし、何かあった時に助けてもいただけると思うんですよね。

 

― そうですよね。では、賃貸番頭に依頼して、竣工した池上の物件で入居者募集を始めて、どうでしたか？

 

それが、なかなか満室にならなかったんです。（苦笑）

 

― えっ、そうなんですか？

 

（賃貸番頭・達）閑散期だったところ、賃料をちょっと強気にし過ぎましたね…

― 入居可能になったのは何月だったんですか？

 

（賃貸番頭・達）6月です。

 

新築なのになかなか埋まらないので、正直ちょっと焦りました。なので「賃料が高いんじゃないですか？」と賃貸番頭さんに言ったのですが「もう少し様子を見ましょう」という回答で。

それで2-3ヶ月経ってしまったんですよね。

 

（賃貸番頭・達）ちょっと判断が遅過ぎて、ご迷惑をおかけしてしまいました。

 

それで賃料を下げてもらったところ、まず1LDKの部屋が決まって。そうこうしているうちに9月の繁忙期に入ってきたので、その後ばたばたっと決まって行って、満室になりました。

 

― そうだったのですね。満室になってよかったですが、達さん、この時なかなか埋まらなかったというのは閑散期だったというのが大きいですか？

 

（賃貸番頭・達）はい。けれど今思うと、閑散期だから最初から安く設定しておく判断の方がよかっただろうなと思います。一旦安い賃料で出してそれで決まってしまうと、その方が出ていくまでは基本的にずっとその賃料になってしまうので、できるだけ高く決めたかったんですよね。

それがこの時は裏目に出てしまいました。

 

― なるほど。でも、いま賃貸番頭が管理している物件は？…

 

おかげさまで、賃貸番頭で見てもらっているのは、他の物件も含めて満室です。

 

― よかったです！

 

退去して行く部屋もありますけど、それは入居者さんの都合で仕方ないので。でも空いても、2ヶ月もしないですぐ埋まるというのが続いてますね。

賃料は、競合物件の賃料相場などのデータで決める

― 問題なども、特に起きてはいないですか？

 

細かい問題は起きてるのかもしれませんが、そういった報告を受けたことがないので、賃貸番頭さんで全部対処してくれてるのかもしれないですね。

 

（賃貸番頭・達）Ｓ様の物件では、そもそも問題が何も起きていないですね。

 

― 入居者が入退去する時もスムーズですか？

 

はい。次の募集を始めるためのルームクリーニングやリフォームの見積りなども、すばやく手配してくれます。すごくてきぱきやってくれてますね。

 

（賃貸番頭・達）私たちからご連絡すると、Ｓ様もご決断が早いのでこちらも助かってます。

 

空室期間を極力短くしたいですからね。（笑）

― 賃料は、どうやって決めていますか？

 

近くの競合物件の賃料相場の資料などをいただいてます。データで現実がわかるので、それを踏まえて話し合って決めていますね。
空室ができた時は早く埋められるよう、本当に努力してくれてます。

とにかく、すべてにおいて丁寧な印象ですね。

 

― 話が逸れるのですが、文京区のご自宅について。こちらは最初リロケーションの会社が見ていたと思うのですが、これも賃貸番頭にしたのですか？

 

そうです。池上の物件を買った後、自宅の賃貸契約が満期で退去になったのです。その時既に賃貸番頭さんとお付き合いができていたので、「物件の売却も考えたい」と相談し、売却活動と、また賃貸に出す入居者募集活動を並行してやろうということになりました。

そうしたら入居者の方が先に決まったので、それからは賃貸番頭さんに管理をお願いしてます。

 

― なるほど。ということは、今は日本で住む所がないのですか？

 

その通りです。（笑） 帰った時は、ホテルとかに泊まってますよ。

 

― 品川区のご実家の方は？

 

そこには叔父、叔母などが住んでいますので。

 

― そうなんですね。

 

ですので「日本で住む家もどうしようか」という話も達さんとしていますが、今時点ではあまり必要がないので、「今は収益を生み出す物件の方が大事だね」ということになっています。

不動産について総合的に面倒を見てくれる。資産形成の手助けに

― 賃貸番頭の賃貸管理に点数をつけるとしたら、何点ですか？

 

95点かなあ。

 

― 5点減点の理由は？

 

やっぱり、池上の物件で最初なかなか埋まらなかったことですね。埋まらない理由は賃料だと、もう少し早く判断して変更してほしかったです。

 

（賃貸番頭・達）そこは本当に反省点ですね。ご迷惑をおかけしました。

 

まあ、賃貸番頭さんとしてよかれと思ってなさったことですからね。それ以降はずっと満室ですし。

 

毎月の収支報告もきちんと来るし、空室がある時は募集状況について、問合せが何件あったとか、見学が何件あったとか、報告が来ます。皆さん、すごく責任者意識を持って対応してくれています。

 

それはもちろん満足ですし、私のように投資用物件を買い足して行っている者にとっては、不動産について総合的に面倒を見てもらえるのが大きいですね。

 

― 賃貸管理だけでなく、不動産に関して総合的にアドバイスをしてくれるというのは大きいですか？

 

私にとってはそちらの方が大きいかもしれないですね。賃貸番頭さんと知り合って、色々教えてもらって、育ててもらったという感じがします。

資産形成の手助けをしてもらっていると思ってます。

 

賃貸番頭さんの方はそれで管理手数料が入って、お互いWin-Winの関係だと思いますね。

 

（賃貸番頭・達）ありがとうございます。

 

ゴマすってる訳ではなくて、実感で言ってます。（笑）

 

それと、物件を買う時に、融資に強くてらっしゃいますね。金融機関とのリレーションシップがすごく強くて、その人に合った銀行を紹介してくれます。
私もそれで良い融資を受けられたので、利回りが良くなっています。きっと、最低の金利で借りられてますよね？

 

（賃貸番頭・達）はい、そうです。（笑）

 

― では最後に、賃貸管理会社を探している方にメッセージをお願いできますか？

 

はい。いまお話したように、賃貸番頭は入居者募集や賃貸管理をしっかりやってくれるのはもちろんのこと、購入から賃貸管理まで、不動産についてすべてワンストップでお願いできるところです。

 

融資にも強く、買う時はいつも最低の金利で融資を通してくれました。利回り目的で不動産を所有していたり、これから所有する方はぜひ、不動産全般について賃貸番頭さんに相談してみてはいかがでしょうか？

 

― ありがとうございました。

 

 

聞き手 ： 株式会社ターミナス